米国テキサス州のラグメーカーEl Paso SADDLEBLANKETの歴史

米国テキサス州のラグメーカーEl Paso SADDLEBLANKETの歴史

どんなブランド?

米国テキサス州の西部、メキシコとの国境に近い町「エル・パソ」にヘッドオフィスを構える、ラグとブランケットの代表的なファクトリーブランドです。1970年に創業、すでに40年を超える歴史があります。

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社名にもなっている「サドルブランケット」とは、元々馬の鞍(サドル)に使う敷物のこと。シンプルな織物なのでもちろん馬具専用という事でもなく、屋外での防寒や敷物としても重宝されてきました。(お昼寝休憩用なんかにも使ったのでしょうね、きっと。)


厚手で頑丈なこの織物に、サウスウエスタン(米国南西部)スタイルのデザインを取り入れたこのラグ(ブランケット)は、暮らしの変化とともにカウボーイだけではなく多くの家庭で様々な用途に使われるようになり、その伝統は現在まで続いています。


日本でも、素朴なネイティブ柄の雰囲気が「いかにもアメリカらしい」という事で人気があり、インテリアのアクセントやキャンプ用品の一部としてアメカジショップやアウトドアショップなどを中心に古くから取り扱われています。どこかで見かけたことがある人も多いと思いますよ。

 

In the 1970

創業者であるダスティとボニー・ヘンソンはオンボロのピックアップ・トラックの後部にターコイズジュエリーとメキシコ製のサドルブランケットを積み込み、ルート66に沿って自分達のやりかたで商売をしていました。



ある日、彼らはニューメキシコでいくつかのトレーディングポスト(交易所)を所有する男性に会い、尋ねられました。サウスウェスト・スタイルのラグを、自分たちで製造して売ってみないか-?ダスティは、それは良い考えだと思いたち高品質のラグをメキシコで生産し始めました。

こうして40年以上に及ぶ「旅」が始まります。売上高は瞬く間に急上昇、ダスティとボニーはすぐに自身のトレーディングポストを開き、このラグ・ブランケット製品を中心にした商売で成功を収めることになるのです。

Today

テキサス州エル・パソに大きな倉庫とショールームを構え、サウスウエスタンスタイルのラグ・ブランケット類を中心に展開。

 

その他にもネイティブ系民族模様をモチーフにしたテキスタイルを利用し、タペストリー・衣類・バッグから現在ではベッドカバーなどの寝具用品、レザー製品、毛皮の敷物、ターコイズジュエリー、メキシコ製の陶器類、ハンドメイドの民芸品など、ユニークな製品をたくさん取り扱っています。

 

メキシコからインドへ

現在、生産はメキシコからインドへと変わってきていますが、魅力的なデザインやクオリティを保ちつつ安価な製品を提供し続けるためです。

米国直輸入

RUG FORSTでは、このEl Paso SADDLEBLANKET社の製品をアメリカから直接輸入して販売しています。日本の検品クオリティからするとラフでアバウト、やや粗雑な部分も目立ちます。が、それが返って良いアジを生み出している事も多いため素朴なテイストを大事に、かつ当店でも安価に提供できるよう心掛けております。

El Paso SADDLEBLANKET 商品一覧ページ

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