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サイズ感が丁度イイ!エルパソの中判(約163×81cm)ラグマット”ホークアイ”シリーズ

こんにちは「RUG FOREST」です。

おかげさまで売れ行き好調なエルパソサドルブランケット”中判”サイズのラグマット。最近になって色・柄も増えてきたので、まとめてご紹介してみたいと思います。あえて”中判”と書いてますが、あくまでも個人的な主観でこのような括りにしてるだけですのであしからず。

ここではメーカー(エルパソ)公表で64×32インチとなっているものを取り上げていますよ。「おいおい、インチで言われてもピンとこねーよ!」というツッコミは華麗に受け流しつつ進めていきます。ちなみに1インチは約2.54cmですので、センチに換算すると「162.56×81.28cm」になりますね。目安としては畳1帖よりひと回り小さ目くらいてとこでしょうか。

ここでちょっと豆知識

USメーカーのサイズ表記って判り難い!という方、結構多いと思います。長さ(距離)の単位はインチ・フィート・ヤード・マイル、重さはオンスやらポンド(パウンド)やら…しかもポンドに至っては、記載する場合「lb」と書きます。全員立ち上がっての「Pじゃないんかーい!」というツッコミもむなしく、LBなんすよね…ホントわかりづらい(-_-;)

古代ローマではこの単位を天秤の意味の「リブラ (libra)」と呼んでおり、これがポンドを表す記号“lb”の由来である。また、通貨の単位のポンドの略号“£”もlibraに由来する。「○○リブラの重さ」を“○○ libra pondus”と言い、このことから“pondus”がリブラの別名となった。
ウィキペディアより

ちなみに諸説ありますが、1インチ(2.54cm)は”親指の幅”くらい、1フィート(30.48cm)は”1歩分の歩幅間”くらいと言われています。この2種類は当店の記載でもよく使っていますのでこの機会に覚えてしまいましょう!

さて前置きはこのくらいにして本題。現在当店で取り扱っている中判サイズのラグマットは、すべてHawk-eye(ホーク・アイ)シリーズのモデルになっています。で、ホーク・アイとは…?という疑問が浮かびますが、これはみなさまお馴染み、あの!伝説のカウボーイ(名前忘れた)ロデオチャンピオンのあだ名”ホーク・アイ”にちなんでシリーズ化したモデル名という事ですので、あまり気にしなくてもイイですよ(笑)今後、ホーク・アイシリーズ以外の色柄も増えていく予定ですので乞うご期待。それではモデル別にご紹介していきましょう!

Saltillo Hawk-Eye Rugs(全8色)

鮮やかな色使いのベーシックなネイティブ柄デザイン

SALTILLO HAWKEYE RUGS/ラグマット Saltillo Hawk-Eye Rugs[64×32]ラグマット

Feather Hawk-Eye Rugs(全5色)

ネイティブ柄に繊細なピンストライプ風デザインが秀逸

Feather Hawk-Eye Rugs[64×32]ラグマット Feather Hawk-Eye Rugs[64×32]ラグマット

Original Hawk-Eye Rugs(全12色)

ネイティブ柄デザインとボーダーストライプのコンビネーション!カラーバリエーションも豊富です。

Original Hawk-Eye Rugs[64×32]ラグマット Original Hawk-Eye Rugs[64×32]ラグマット

Rio Concho Hawk-Eye Rugs(全6色)

ボーダーストライプの両サイドにネイティブ柄定番のコンチョデザインを添えたレトロウェスタン調の雰囲気◎!

Rio Concho Hawk-Eye Rugs[64×32]ラグマット Rio Concho Hawk-Eye Rugs[64×32]ラグマット

サイズ感がポイントです♪

どのモデルもUSビンテージ風や西海岸風、カントリー系やインダストリアル系など様々なスタイルのインテリアに馴染みます。大きさ的にはキッチンマットサイズ程度。リビングなどで仕切りとしてのエリアマットや、お店等ならディスプレイのアクセント用にもおすすめです。アイデア次第で様々な使い道があり、ちょっとしたスペースで使えるサイズ感がポイントです♪

SALTILLO HAWKEYE RUGS/ラグマットそれほど嵩張らないので移動や収納にも困りません。ご自宅のお庭やウッドデッキで今流行りの”ベランピング”や、もちろんキャンプ用にもオススメです!当店では、キャンプ用途には比較的マルチに使えるブランケット類をオススメしていますが、ベテランキャンパーさんやこだわり派のおしゃれキャンパーさんは皆さま上手に取り入れて活用してもらっていますよ。

SALTILLO HAWKEYE RUGS/ラグマット

番外編

当店ではネイティブ系ラグを語るうえでは欠かせないブランド「オルテガ」製品も取り扱っていますが、似たようなサイズ感があるのでこちらもご紹介。ウール素材、USメイドでチマヨ村の伝統工芸織物という事もあってお値段は張りますが、一見の価値アリです。

Chimayo Blanket/チマヨブランケット/ラグマット[約152×76cm]

美しく繊細な柄を正確に紡いでいく手織りの技術はさすがの一言。柄は1つずつ異なるので、全てが一点物というところも良いですね。

チマヨブランケット[60x30] Chimayo Blanket/チマヨブランケット/ラグマット[60×30]

まとめ

いかがでしたか?リビングで使用するにはややコンパクトなサイズ感ながら、ネイティブ柄ならではの色・柄でしっかりと存在感をアピールしてくれます!しかもこのサイズ感だからこそ移動や持ち運びが簡単、収納場所にも困らないのでお部屋の模様替えも苦になりませんね(笑)

なおエルパソ製品は基本的に継続展開しているモデルで月に1~2回くらいのペースで輸入しておりますので、現在完売となっているカラーについても少々お待ち頂ければ再入荷も期待できます。狙っていた色・柄が売り切れていてもあきらめないで!定期的に当HPをチェックして頂けますと幸いです。m(_ _)m

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メキシカンラグの王道「Molina」の気になる売れ筋TOP5

モザイクダイヤモンドブランケット

こんにちは「RUG FOREST」です。

当店では”El Paso SADDLEBLANKET”と人気を二分するメキシカンラグのファクトリーブランド「Molina Indian Blanket」。本場メキシコ製、昔ながらの手織りの雰囲気と圧倒的なカラーバリエーションが人気の秘訣です。日本ではあまり馴染みのないブランドですが、キャンプブームの影響もあってか、他人と被りたくない個性的な1枚が欲しい!というニーズにマッチして、最近ではメジャーブランドでもあるエルパソ~を凌ぐ勢いも(当店では)見せております。

Molina Indian Blanketについて興味がある方は、以前書いたブログ本場メキシコ製「Molina Indian Blanket」メキシカンラグ5つの魅力もご参照下さい。m(_ _)m

関連情報:迷ったらまずはコレ!エルパソサドルブランケットのベストセラーアイテム、不動の人気TOP3をご紹介

Molina Indian Blanket

さてそんなMolinaのメキシカンラグですが、「売れ筋ベスト5」的な記事を以前より企画していたものの、なかなか実現できずにいました。その理由はメーカーの特性による事情も関係しておりまして。どういう事かというと、、

入荷してくる度に色柄が変わる!

というものです。メキシカンラグの場合、素材・大きさ・用途などはどれも似たり寄ったりな訳でして、人気を左右する要素はやはり「色と柄」なんですよね。確かに売れ行きの良い色柄とそうでもない物と、ある程度の傾向を自分の中では掴めているものの、、毎回同じ色が入荷してくる訳ではないので、データとして統計を取る事ができないのですよ。いや、正確には「売れ筋モデル」は判るのですが、売れている要因は見栄えの良い色が有るか無いかで大きく左右されますので、単純にデータだけで見る事が出来ないというか、、

ちなみにMolinaの場合、色を選んで仕入れる事は基本できないのですが、担当者である米国人デイヴィッド(仮名)には「あんな色が欲しい、日本ではこんな柄がよく売れているよ」などの情報を伝えて共有し、時にはこのRUG FORESTの商品ページを見せて「ほら!こんな色が欲しいんだよ!(英語)」と伝えてみたり、色々とワガママを言わせて貰ってます。

ある日のメールでの会話

ぼく「この柄のこの色がすぐ売れたから、次回もこの色が欲しいよ」

デイヴ「オーケー!その色なら在庫あるゼ!」

ぼく「それじゃ、その色入れて全部で10色の50枚で。」

デイヴ「オーケー!あの色入れて50枚だな?ノープロブレムだ。それじゃ良い週末を!」

後日検品後ぼく「あの色入ってねえ…」

なんて事は日常茶飯事。米国人(特にファッション・雑貨関係)との取引でバイヤー経験ある方にはアルアルな出来事ですね(ToT)

時にはこんな事も。別の日のメールでの会話

ぼく「この柄30枚ね。撮影が大変だから最低でも同じ色3枚以上とかにしてくれない?」

デイヴ「オーケー!3枚づつで30枚だな?ノープロブレムだ。それじゃ良い週末を!」

後日検品中ぼく「1、2、3、、、27。?も一回1、2、3、、、27。 各色3枚ずつだけど、、3枚足りねえ…」

ぼく「3枚足りないよ」

デイヴ「Oh…ソーリー、後日便で3枚送っておくよ。気を悪くしないでくれよな?それじゃ良い週末を!」

後日検品後ぼく「3枚入ってるけど、色バラバラじゃん…」

こんな涙ぐましい地道な努力を続けてきたおかげで、少しづつではありますが希望の色柄を見立てて送ってくれるようにはなりつつあります。ありがとうデイヴィッド(仮名)!

少し脱線してしまいましたがある程度整理が付いてきたところなので、ベストセラーTOP5を発表していこうかと思います。データが無いのに、どうやって統計をとるんだい?というツッコミは華麗に受け流しつつ進めていきます。まあ、データに出ない部分の”行間を読む”的な感じで。因みに、そんなこんなで下記画像に出ている「カラー」については入荷時期によるため、すでに完売色も含まれている場合がございますのでご容赦下さい。m(_ _)m

第5位 ヘビーウェイトファルサ

ヘビーウェイト/ファルサブランケット ヘビーウェイト/ファルサブランケット

定番中の定番、ファルサ柄。ザ☆メキシカンラグといった風情です。オーソドックスなカラーリングのものから目を惹くビビッドカラーの物まで、豊富なカラーバリエーションも魅力。使い勝手が良いのもこのファルサ柄の特徴であります。メキシカンラグ初心者にもお勧めしたいモデル。

第4位 レトロカラーサラペ

レトロカラーサラペブランケット レトロカラーサラペブランケット

メキシカンラグの王道「サラッペ」です。こちらはどこか懐かしい、色数を抑えたレトロなカラーリングが魅力のオーセンティックなモデル。やや張りのある素材感とビンテージの雰囲気漂うカラーリングで、ミッドセンチュリーやインダストリアル系、ブルックリンスタイルのインテリアにも好相性◎!

第3位 センターダイヤモンド系

ダイヤモンドブランケット/ブラックフリンジ

みんな大好きネイティブ柄ダイヤモンドデザイン。人気がありつつも、毎回色柄が変わってしまうのはコイツです。そして無数のバリエーションを誇り、入荷の度に再撮影を余儀なくさせる、カメラマン泣かせなのもコイツです。

モザイクダイヤモンドブランケット

どれも少しづつデザインが異なりますが、基本センターダイヤモンド柄なので「系」でまとめるという荒業に出てしまいました(笑)

ダイヤモンドデザインブランケット

しかしながら、その一期一会な要素も人気の一部なのです。
同じ色はなかなか再入荷してこないので、これは!と思うカラーがありましたら即買いをオススメします。m(_ _)m

ダイヤモンドコンビネーションブランケット

第2位 エコノミーメキシカンブランケット

エコノミーメキシカンブランケット エコノミーメキシカンブランケット

こちらも定番のファルサ柄。普通のと何が違うの?と思われるかもしれませんが、こちらはリサイクル繊維をブレンドした「エコノミー」モデル、微妙に混じり気のある色とりどりのネップにチープな素材感。

エコノミーメキシカンブランケット/パステルカラー エコノミーメキシカンブランケット/パステルカラー

やや薄手でゆるめに織られているので柔らかく約900g~1Kg程度と軽量、移動や持ち運びの際に本領を発揮します。何よりコスパの高さが人気の秘訣で、おひとり様2枚3枚と複数買いが目立ち見事にランクイン(俺調べ)。

そして、このアイテムにはハーフサイズモデル(1/2幅)が存在し、ちょっとしたピクニックやソロキャンプに重宝します。キャンプ用コットにも丁度良いサイズ感でおすすめ!ですが、こちらもなかなか同じ色が揃わないのが難点なんですよねえ。

ハーフサイズメキシカンブランケット ハーフサイズメキシカンブランケット

第1位 エクストラファンシーダイヤモンド

エクストラファンシーダイヤモンドブランケット[Natural Color] エクストラファンシーダイヤモンドブランケット[Natural Color]

映えある1位はこちらのモデル。真ん中にネイティブ系ダイヤモンド柄がドーン!です。こちらもカラーバリエーションが豊富に有りまして、ナチュラルカラーとブライトカラー(原色系)に分けて掲載しております。

エクストラファンシーダイヤモンドブランケット[Bright Color] エクストラファンシーダイヤモンドブランケット[Bright Color]

どちらも比較的安定して再入荷が期待できるものの、微細な色違いやデザイン違いなどもあって、人気のカラーはすぐに売り切れてしまったりします。とにかくインパクトのあるデザインが大好評!キャンプでも目立ち度抜群なお勧めのモデルです。

まとめ

いかがでしたか?
え、何?ベスト5なのに10種類以上出てるじゃないかって?
まあ、あれだ…小さい事は気にするなって。それじゃ良い週末を!
デイヴィッド(仮名)がお送りしました。( `ー´)ノ

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本場メキシコ製「Molina Indian Blanket」メキシカンラグ5つの魅力

エクストラファンシーダイヤモンドブランケット

こんにちは「RUG FOREST」です。

一言にメキシカンラグといっても、様々な種類・色柄がありますよね。
また、素朴な手織りの製品でどちらかというと民芸品的なアイテムであるため、そのメーカーや工房も本場メキシコには沢山存在しています。

日本では「メキシカンラグ=安い」というイメージで定着していますが、その素材や染色方法、織り方(織り手)によって、チープな作りで安価なものから伝統工芸品クラスの高級品まで、価格帯も幅広くあります。(草木染による天然ウール素材、~族の伝統柄を~名人が作った1点もの、なんて事になるとそれなりのお値段するだろうな、、という事は容易に想像できると思います。)

そして海外ではコレクターもたくさん居て、50年代や60年代のヴィンテージ品が高値で取引されていたりもする人気のアイテムでもあります。

Vintage Mexican Serape
Vintage Mexican Serape

ちなみに「Molina」は比較的安価な部類に入るメキシカンブランケットです。とはいえ、日本においてメキシカンラグというカテゴリーの製品は、近所の100均や雑貨店で簡単に手に入る訳ではありません。ましてや手織りの製品で一定の品質を保ちつつ、安定供給できる設備を持ち、輸出可能なメーカーとなると実はそう多くなく、日本で比較的手軽に購入できるメキシカンブランケットメーカーの一つとして、個人的には結構希少な存在かと思っています。

日本ではあまり馴染みのないメーカーかも知れませんが、いわゆるOEM生産も行っているため、特に米国で売られているメキシカンラグは(別のブランドネームが付いていても)ここの製品である事も多いです。そんな「Molina Indian Blanket」というメーカーについて、その魅力を語ってみようと思います。

関連情報:メキシカンラグの王道「Molina」の気になる売れ筋TOP5

魅力その1 圧倒的なカラーバリエーション

どのアイテムも基本色としては10~20色程度に絞られてはいますが、柄の組み合わせによってその色数バリエーションは無限にあると思います。複雑でカラフルな柄モチーフが多く、1つのアイテムに使用する色柄も比較的多いという都合から、生産時期や作り手の都合によってどんどんバリエーションが増えちゃうんですよね。これは意図的にバリエーションを増やしたというよりは、限りある資源を大切に使うという考え方や、手織りのハンドメイドメイド製品ゆえに、作り手の感性を大切にするといった理由からだと思われます。

具体的にどういう事かというと、例えば同じアイテム、同じ絵柄の「ブルー」を3つ発注したとします。すると、入荷してくる商品はどれも「ブルー」には違い無いのですが、どこか微妙に違うんでよねぇ。。。糸の染色過程でのブレなどもあると思うんですが、柄の組み合わせ方の違いや柄そのものも大きさや形が微妙に違うとかフツーにあって、パッと見は同じように見えても、並べてみると「ん?何か印象が違うな…」となるんですよ。もちろん全く同じ仕上がりの物もあるんですが、それをこちらから選ぶこともできないんでよね。

エクストラファンシーダイヤモンド[Natural Color]TURQUOISE/ROYAL.BLUE-A
エクストラファンシーダイヤモンド[Natural Color]TURQUOISE/ROYAL.BLUE-A
エクストラファンシーダイヤモンド[Natural Color]TURQUOISE/ROYAL.BLUE-B
エクストラファンシーダイヤモンド[Natural Color]TURQUOISE/ROYAL.BLUE-B

エクストラファンシーダイヤモンド[Natural Color]TURQUOISE/ROYAL.BLUE-C
エクストラファンシーダイヤモンド[Natural Color]TURQUOISE/ROYAL.BLUE-C
「同じ色」て事で販売してもいいかもしれないですが、やはり見た目の印象が違うなら「別カラー」という事にして、選んで購入できるようにするべきかな、というのが当店のポリシーでもあります。(1色毎に画像を提示するのが前提の「ネット通販」泣かせではありますが笑)

徹底的に管理しての「色数10色」みたいにする事もやればできると思うのですが、それを敢えてやらないところがまた良いアジになっているんですけどね。という訳で結果的に無限のバリエーションが生まれてくるので、これは!というお気に入りの色柄がきっと見つかると思いますよ!

魅力その2 素朴なネイティブ柄モチーフ

本来メキシコ伝統の織物というと「サラペ」がその代表かと思います。

コットンサラペブランケット
コットンサラペブランケット

それに加えて古代からその地域に伝わる各部族(マヤ族、サポテコ族、オアハカ族など)の伝統柄や生物をモチーフとした柄などが沢山あります。

現代のメキシコはというと、北はアメリカ南はグアテマラと国境を接していますが、先住民族はそれら国境の無い時代からその地域を跨いで生活していた訳ですよね。国境ができ、各部族の伝統はアメリカ南部(テキサス州やニューメキシコ州)ではそれらがサウスウエスト(米国南西部)スタイルとなり、グアテマラではカラフルで独特な幾何学模様の織物として発展したのでしょう。

サンダーバードブランケット
サンダーバードブランケット

国が別れてもその伝統は脈々と現代に受け継がれているのですよね。そしてその真ん中の国であるメキシコでは、それらが時代と共にミックスし、マイルドに変化しながらいまの一般的なメキシカンブランケットの特徴である「カラフルな色使い、ネイティブ柄モチーフの織模様や幾何学模様、敷物・羽織り物などマルチに使える素材感や厚み」になったのだろうなと。

マルチアローデザインブランケット[BEIGE/BLUE]
マルチアローデザインブランケット[BEIGE/BLUE]
そんな「メキシカンラグ」ならではの色使いや素朴な柄モチーフは、とっても魅力的なのです。

魅力その3 手織りの温もり

「Molina」に限らずですが、メキシカンラグというのは基本的に全て手織りで作られています。メキシカンラグを持っている、または使ったことがある、実物を見たことがあるという方なら知っていると思いますが、そのクオリティはお世辞にも精巧なものとは言えません。

ダイヤモンドコンビネーションブランケット
ダイヤモンドコンビネーションブランケット

これはアジア系雑貨なんかでもアルアルだと思いますが、良く見ると糸の捻じれや飛び出しは当たり前、雑な縫製である事も少なくなく、糸くずの混入や出来上がった製品に汚れが付着しているなんて事も日常茶飯事…(もちろんヒドイのは検品ではじいてますのでご安心を)とまあ、粗を探して挙げていけばどんどん出てくるんですが。。。

でも、それでいいと思うんですよ。
野外での使用にも耐え得る強度は確保されているし、大きさも充分にある。機能性という程の機能も大して必要がなく、使っていけばどうせ汚れていくものだし洗えるし、ちょっとしたほつれなんて気にならないし、何より、遠慮せずラフに扱えるのがイイじゃないですか!

感じ方の個人差はあるにせよ、それら含めてタフでリーズナブル、インテリアにもキャンプ用にも使える汎用性という「魅力」の方が勝っていると思うんですよね。

エクストラファンシーダイヤモンドブランケット
エクストラファンシーダイヤモンドブランケット

そう、必要充分なのです。
そして機械での大量生産品には無い、手織りならではのユルさや温かさ、1点ずつ微妙に異なるユニークさが所有する人の個性にもなるのです。

魅力その4 ソフトな肌触りのコットンブレンド素材

「Molina」のブランケット類は特殊なアイテム以外、基本的にアクリル50%,ポリエステル40%,コットン10%という素材で構成されています。ざっくりと分ければ化学繊維(アクリル,ポリエステル)が90%、天然素材(コットン)が10%という比率になりますね。

マルチアローデザインブランケット
マルチアローデザインブランケット

「素材の事なんてそんなに気にしてないよ~」という方も多いと思いますが、価格に反映される大きな要因の一つが当然ながら素材であり、物の善し悪しを見極めるのにも重要なファクターですね。

ここで素材の特性についてそれぞれ簡単に説明しますと、
アクリル=石油を原料とする繊維。羊毛(ウール)に似た性質を持ち、カラー発色も良く繊維のなかでは軽い部類。
ポリエステル=ペットボトルの原料でもあるPET樹脂が原料(となる事が多い)。こちらも元の原料は石油。市場に多く出回っているため安価。しわになりにくく速乾性があり手入れが容易。
コットン(綿)=綿花を原料とする天然素材。肌触りが良く、吸水性・通気性に優れる。湿強度(濡れると強度が増す)も大きく、衣類や布製品としての性能に優れている。

といった感じ。なおコストとしては一般的に天然素材(皮革・ウール・コットン)の方が高く、化学繊維(ポリ・ナイロン・アクリル)の方が安いという傾向にあります。最近ではハイテク化学繊維(例:GORE-TEXとか)などもあるので一概には言えませんが、シンプルな繊維製品の場合は天然素材を多く含む方が素材としての価値は高いよ、という事が言えると思います。

素材それぞれに特性や役割があり、安価なブランケットを製造する上ではどれも欠かせない要素ですが、これら素材をバランス良くブレンドして作られているんですよね。本来ブランケット(毛布)はウールで作っていたものだけど、それだとコストが高くなっちゃうから強度や価格、取扱い易さを考えて「ポリエステル」を中心に、機能性や見た目の雰囲気は「アクリル」で補正、てな具合ですかね。

で、ここで重要なのが「コットン」が10%入っているという事。化学繊維のみ(アクリル100%ないしアクリル×ポリエステル)でももちろん製品として成り立つしコスト的にはその方が安くなると思いますが、肌触りや通気性を考えて多少コストアップでも「コットン」を入れているところなのです。素材全体の1割(10%)程度ですが、それが入ることにより、化繊100%とはやっぱり異なる感触があり、全体として素朴な雰囲気も生まれているのです。たかが10%、されど10%なのです。

魅力その5 異国情緒満点な雰囲気

日本製品にはない、なんというか言葉では説明できない、その製品が放つ異国情緒の漂う雰囲気。。。
これに関しては、その1~その4まで全てひっくるめた「総合力」だと思うんですよね。
画像を見るだけでも少しは伝わるかな?とも思っていますが、実際に使い込んでみて頂ければその意味をさらに実感できるのではないかと思いますよ。

フィッシュデザインブランケット
フィッシュデザインブランケット

ラグやブランケットとしての利用方法だけでなく、インテリアの一部として、リメイクやDIY素材の一部として、皆様それぞれのライフスタイルにちょっと華を添えるような、そんな存在というか相棒にしてもらえたら何よりです。

まとめ

今回は「Molina Indian Blanket」という、メキシカンラグの代表的なメーカーの一つに絞って魅力を語ったつもりだったんですが、自分で読み返してみると結果的に「メキシカンラグ全体」について語ってるような感じになっちゃいました(-_-;)
実は現在取り扱っているメーカー以外にも取り扱ってみたい、紹介したいブランドがいくつか有るのですが、それはもう少し販売規模を大きくしてからにしようかな、と考えています。その時はまた大いに、それぞれの魅力を語ってみたいと思います!

エコノミーメキシカンブランケット
エコノミーメキシカンブランケット

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メキシカンラグ専門店「RUG FOREST」がOPEN

通販サイト「RUG FOREST 」がようやく開店しました。メキシカンラグやネイティブ柄を中心としたインポートのラグとインテリア、ホームファッションの通販サイトです。

西海岸インテリアやキャンプ用に相性抜群のラグはDIYやリメイク素材としても注目です。

2017年1月より準備してきましたが、ようやく3月上旬までに各種決済が使用可能となり、本格オープンと相成りました。まだまだアイテム数が少ないですが、徐々にバリエーションを増やしていく予定となっておりますので、少々長い目で見守って頂ければ幸いです。